内部統制コンサルティング
クライアントの事業内容を把握し、業務の実際を分析・整理するご支援から参画し、内部統制(J-SOX)対応を保証するコンサルティングをご提供します。大手上場企業の統制支援で培った実績を活かして、目先の内部統制の整備に終始せず、改善課題等のニーズもヒアリングの中で探知し、次なる成長と未知のインシデントの抑制、そして業務効率の改善、セキュリティ対策まで幅広く対応しています。
少数精鋭のスピード感ある支援
クライアントに応じた最適解を、スピード感をもって導き出していきます。統制状況整備のご支援ではこれまでの実績の中で蓄積してきたテンプレートや内部統制導入時に頻出する課題をあらかじめ抑えた経験値によって、時間と費用を極力効率化したソリューションをご提供しています。内部統制の整備に精通したコンサルタントがクライアントのニーズにダイレクトにお応えします。
エネルギー関連企業支援事例
インシデント抑制のためのチェックポイントは存在しているか、抜け漏れがないか、正確に機能しているかといった内部統制の基本を徹底的に確認します。特に海外からの資源輸入を前提に成立しているエネルギー関連企業ならではの業務を理解するために、各地の備蓄拠点や運送ハブなどを回り、現場の責任者および担当者へのヒアリングを精力的に進め、表面に出きっていない隠れた業務フローポイントも精緻に描出しています。
現状分析で描出した業務フローのポイントから、解決すべ課題を漏れなく明らかにすることに成功しています。特にITGCおよびITACにおけるセキュリティポイントについては、弊社の最も得意とするところであり、システム改修の直近の要件定義までを捕捉し、統制開始時のスムーズな運用を実現できるように、その先を見据えた課題設定を行う事で「堅牢さが維持され得る」統制整備の礎となる分析結果を提供できたものと自負しています。
統制状況の確認だけではなく、品質の高い統制の維持のためにもRCMは重要な位置づけを占めるものとなります。業務フロー、業務内容詳述書、RCMは3点セットと呼称されますが、モニタリング(サンプリング含む)の観点から特にRCMの完成度を上げていきます。この後の評価テストでもRCMから起こされた確認観点と結果の評価が繰り返されることから、その品質を注視し推進しています。同時に運用マニュアルの整備と各種規程類の整備を支援することで整合性のとれた統制運用を成立させています。
一部業務でパイロット版の評価テストを実施することを推奨しています。巨大企業であるほど全社統制が重要となりますが、一方で、全体の制御を当初から「網羅性と正確性」を完全な形で担保しながら運用開始出来ることはまずあり得ないと考えています。そのための進捗ロードマップのドラフトをご提案し、パイロット運用と評価を実施する部門を拠点や部門の中からクライアントとともに「意味のある選出」を実施し、円滑な評価とフィードバックを実現しています。
一連のPDCAを繰り返しながら、評価が正確なフィードバックとなっていくように、モニタリングの枠組みと運用状況の観察を継続し、必要に応じて社内規定の改修や次年度に向けた見直しを支援しています。その際には、規程類や各部門横断の組織図など全社統制で検討してきた分析整理結果との整合性を踏まえた「正しい」運用支援をコンサルティングサービスとしてご提供しています。
pluself株式会社は 製薬会社やエネルギー関連企業など大手の内部監査支援、外部監査対応支援の実績を有しています。ITACやITGC等の統制状況のテストから業務フロー分析と業務手順の整備まで幅広いご支援を続けています。